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国連世界観光機関、SDGsスタートアップ25社を選定、貧困、ジェンダー、健康などテーマさまざま、グーグルやアマゾンから支援も

国連世界観光機関(UNWTO)は、「UNWTO SDGsグローバル・スタートアップ・コンペティション」の受賞者を発表した。これは、持続可能な観光開発に取り組むスタートアップ企業を支援する目的で行われるもので、世界から約1万社が応募。特定の目標に向けた取り組み、将来性、成熟度などを基準に、18カ国から25社が選ばれた。

25社の内訳は、南北アメリカから9社、ヨーロッパから8社、アジア太平洋から6社。アフリカから1社、中東から1社。目標とするテーマは、貧困、ジェンダー平等、健康と福祉、クリーン・エネルギー、教育、雇用、気候変動、持続可能な消費、平和など多岐にわたる。

受賞者は、アマデウス、グーグル、マスターカードの大手企業などからメンターシップ・プログラムを受けられるほか、スペインの国際観光フェア(FITUR)やカタールで開催される「ツーリズム・テック・アドベンチャー・フォーラム」でのピッチにも招待される。

さらに、アマゾン・ウェブサービスなどの企業や研究機関とのネットワーク機会も提供されるなど、商品化や経営の支援を受けることが可能になる。