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香港、中国本土からの旅行者の隔離免除、上限は1日2000人、観光産業の復活に向けて規制緩和

AP通信によると、香港特別行政区政府が、2021年9月8日から中国からの旅行者に対する隔離措置を解除する。中国国内の中高リスク地域あるいはマカオに滞在歴がない旅行者は隔離が免除されるが、到着前に陰性証明を提示し、香港滞在中も数回の検査を受けることが求められる。上限は1日2000人。

9月15日からはさらに緩和を進め、中国本土からの旅行者は港珠澳大橋を通って香港に入ることが許可される見込み。

香港は、「ゼロ・コロナ」戦略のもとで、ハイリスク国からの航空便など規制などを行い、厳しい水際対策を行ってきた。今回の緩和の背景には、パンデミックで大きな打撃を受けた観光業を復興させせる狙いがある。2020年の香港への観光客数は前年比99%減にまで落ち込んだ。