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昭文社、ソニーと協業で「仮想世界の音」が交わる新観光サービス、音楽とともに街歩き体験を提案

昭文社ホールディングスと子会社のマップルは、ソニーのSound ARアプリ「Locatone (ロケトーン)」を活用した観光事業に乗り出す。Sound ARは、現実世界に仮想世界の音が交わる新感覚の音響体験。第一弾として、三重県名張市を舞台にSound ARを楽しむ「名張コバソロ旅」を公開する。

「名張コバソロ旅」は、YouTubeなどで活躍する音楽プロデューサーKOBASOLO(コバソロ) と名張市のコラボで音楽とともに街をめぐるツアー。赤目四十八滝をはじめとした自然、歴史ある寺社、博物館などを音楽とアーティストによるナレーションに重ね合わせることで、新しい街歩き体験を提案する。

手持ちのスマホにダウンロードしたロケトーンのアプリ上でツアーを開始し、マップ上にある特定のスポットを訪れると、自動的にその場に応じた音声や音楽が聞こえてくる仕組み。サウンドを聴きながら街をめぐることで、街の新しい魅力や楽しみ方を発見してもらう 。

今後も、マップルのノウハウ、ネットワークとソニーのテクノロジーを掛け合わせ、 アフターコロナを見据えた新たな観光サービスの実現を目指す。