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シンガポール航空、持続可能な航空燃料(SAF)のフライト開始、2500トンのCO2排出量を削減へ

シンガポール民間航空庁(CAAS)、シンガポール航空および脱炭素化に取り組む投資プラットフォームを提供するGenZero1社は、チャンギ空港の給油システムを通じて混合処理された持続可能な航空燃料(SAF)の使用を開始し、シンガポール航空およびグループのLCCスクートの出発便に供給した。

この試験運用では、シンガポールのエクソンモービルの施設で、1000トンのNeste社製ニートSAF(混合していない、または希釈していない持続可能な燃料)が精製されたジェット燃料と混合される。これにより、2500トンの二酸化炭素排出量が削減される見込み。

この取り組みは、2021年11月に発表されたSAF利用促進プロジェクトの一環。チャンギ空港でのSAFの運用・商業的実現可能性、現地施設でのニートSAFの混合、その混合処理後の航空燃料の認証、チャンギ空港への輸送など運用面での検証を行う。

このほか、3者は試験運用の一環として1000SAFクレジット分の販売を2022年の第4四半期から開始すると発表。法人や個人旅行者、フォワーダーなどに対して、二酸化炭素排出量の削減のための選択肢もを提供していく。