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日本人の宿泊者数、第7波の2022年8月は前年比50%増、外国人は25%増に ―観光庁(速報)

観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によると、2022年8月(第1次速報)の日本人延べ宿泊者数は前年同月比49.8%増、コロナ前の2019年同月比では14.5%減の4595万人泊だった。

外国人は前年同月比25.2%増、2019年同月比では91.9%減の77万人泊。全体で前年同月比49.3%増、2019年同月比26.1%減の4672万人泊となった。

報道資料より2022年8月の客室稼働率は50.1%となり、7月の47.8%を上回った。2019年同月との比較では19.3ポイント減だった。施設タイプ別では、旅館が40.6%、リゾートホテル54.9%、ビジネスホテル58.0%、シティホテル49.8%、簡易宿所27.7%。2019年比では、旅館は9.8ポイント減と最も減少率が低く、一方シティホテルは33.2ポイント減と苦戦が続いている。

報道資料より2022年7月の延べ宿泊者数(第2次速報)は前年同月比31.9%増、2019年同月比23.1%減の3082万人泊だった。都道府県別でのトップ3は東京(2019年同月比28.1%減の487万3390人泊)、北海道(同13.4%減の314万5570人泊)、大阪(同41.2%減の245万7800人泊)の順。2019年比で増加した県は、高知(同4.4%増)、徳島(同3.1%増)、山口(同12.8%増)となり、前月の2県を上回った。