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文化観光計画で新たに4件が大臣認定、高知県北川村「北川村モネの庭」など、認定計画は61件に

文化観光推進法に基づき、新たに拠点計画2件、地域計画2件が大臣認定された。この取り組みは、文化観光拠点施設を中心に、文化の振興、観光の振興、地域活性化の好循環を創出するもの。認定計画は拠点計画41件、地域計画20件となった。

文化観光推進法では、拠点計画と地域計画を認定し、計画に基づく事業に特別な措置を実施することが定められている。拠点計画では、美術館、博物館、社寺、城郭などの文化資源保存活用施設が対象。地域計画は、文化資源保存活用施設と文化観光推進事業者が立地する自治体と協議会を組織し、その協議会が作成した計画を認定する仕組み。

今回認定された拠点計画は、石川県金沢市の「金沢 浅の川園遊会館」と高知県北川村の「北川村モネの庭マルモッタン」。地域計画は岐阜県岐阜市の「岐阜市歴史博物館」、「加藤栄三・東一記念美術館」、「岐阜城天守閣」、「岐阜市長良川鵜飼伝承館」、「CASA stella」と熊本県山鹿市の「八千代座、さくら湯、「山鹿灯籠民芸館」、「大宮神社(灯籠殿)」。

認定された計画は、国・地方公共団体・国立博物館などによる助言、日本政府観光局(JNTO)による海外宣伝、国など所有する文化資源での公開への」協力などの援助を受けることができる。