東武鉄道とエンジョイワークス社は、クラウドファンディングを活用して、埼玉県川越市内の空き蔵をリノベーションした一棟貸しの宿泊事業に取り組む。

川越の景観を象徴する歴史的建造物である「蔵」を一棟貸しの宿泊特化型施設として改修。宿泊を通して、川越の魅力を体感できる新たな観光拠点の創出を目指す。宿泊施設の運営事業者を募集するとともに、事業運営の多くの部分で市内観光施設や飲食店などとの連携を進める。

まず、2026年度中に一棟の開業を目指し、将来的には市内外での展開を拡大することも視野に検討を進めていく。

エンジョイワークスは、一棟貸しの蔵ホテル「The bath＆bed Team」事業など、クラウドファンディングを活用した遊休不動産の再生事業に実績がある。

東武鉄道は、2021年から事業共創プログラム「TOBU Open Innovation Program」を実施。スタートアップをはじめとする様々な企業や地域の関係者と連携を図りながら、 沿線地域の活性化に取り組んでいるところ。