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ヒルトン東京、宴会場の大規模改修を完了、体験型MICEの需要に対応、柔軟性と機能性を重視

ヒルトン東京は、3階と4階の宴会場の大規模改装を完了した。AV機器を統合したモジュール型を採用。活用の柔軟性を高めて、体験型MICEの需要に応えていく。

3階には200平方メートルのミーティングスペースを増設し、計1200平方メートルの広さとなった。会議室4室、ファンクションルーム5室、プレファンクションルーム1室、ブレイクアウトエリア3室、レクチャーホール1室を備える。連結、分割、レイアウト変更が可能で、多様な形式での設置を可能にした。

改装された945平方メートルの「菊の間」の収容人数は最大1000人。4つのセクション(Kiku 1~4)に分割することができる。「菊1~3」は、シアタースタイルで最大700人、ガラディナーで最大420人まで収容可能。また、「菊4」は、シアタースタイルで最大150人、バンケットスタイルで最大80人まで収容することができる。

ボールルームには、日本のホテルとしては最大級となる、最先端の湾曲型LEDウォールと、反対側の壁に設置されたLEDスクリーンが設置された。新しいAVシステムは壁面設置のタッチパネルまたはiPadから直感的に操作することが可能になっている。