観光庁は、2025年7～9月の旅行・観光消費動向調査の速報値を公表した。観光庁が日本の旅行実態を全国規模で把握することを目的に、日本国内居住者の約2万9000人を対象に旅行回数、消費内訳などを年4回、調査しているもの。

それによると、日本人の国内旅行消費額は前年同期比9.0%増の8兆536億円。内訳は宿泊消費額が同11.0%増の6兆7303億円、日帰り旅行消費額が同0.1%増の1兆3234億円だった。

報道資料より国内延べ旅行者数は、同4.6%増の1億6136万人。内訳は、宿泊旅行が同5.4%増の9036万人、日帰り旅行が同3.7%増の7100万人。

一方、日本人の国内旅行の1人1回あたり旅行支出（旅行単価）は、同4.2%増の4万9912円。宿泊旅行が同5.3%増の7万4485円、日帰り旅行が同3.4%減の1万8639円だった。