手荷物預かりネットワークの世界大手Bounce(バウンス)社は、ヤマト運輸と連携し、空港から全国約3000カ所のヤマト運輸営業所などへ手荷物を配送する「空港手荷物配送受付」を開始した。羽田空港、中部国際空港、福岡空港、那覇空港の4空港に導入。訪日インバウンドや海外から帰国した日本人の利用を見込む。
利用者は、Bounceアプリで「預ける場所」を予約、配送先や受け取り方法を選択する。預ける際には、空港内のヤマト運輸カウンターでアプリのQRコードを提示する。
同社は2025年10月にヤマト運輸と提携し、全国のヤマト営業所で荷物を送る、受け取ることができるサービスを開始。今回、空港到着後に手荷物を配送するようにしたことで、空港から目的地への身軽な移動を促進する。
現時点では4空港からの発送に限定しており、空港での受け取りには対応していない。今後、利用者の声を取り入れながらサービス拡充を検討するという。