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ローマ「トレビの泉」噴水前への立ち入りを有料化、2026年2月1日から2ユーロ、オーバーツーリズム対策で

写真:ロイター通信

イタリア・ローマのロベルト・グアルティエリ市長は、ローマの観光名所「トレビの泉」の噴水前への立ち入りを観光客に限り有料化することを発表した。2026年2月1日から施行され、料金は2ユーロ(約370円)。ローマ市民は、引き続き無料で立ち入りすることができる。

トレビの泉では、すでに混雑緩和のために一度に立ち入ることができる人数を400人に制限している。今回の有料化は、噴水前の特定のエリアが対象で、周囲の広場は、これまで通り誰でも無料で立ち入りが可能だ。

グアルティエリ市長は、トレビの泉に加えて、「マクセンティウス邸」を含むローマの他の5つの観光名所も有料化することも明らかにした。

※ユーロ円換算は1ユーロ184円でトラベルボイス編集部が算出

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。