日本政府観光局(JNTO)が発表した2026年1月の訪日外国人旅行者数(推計値)は、前年比4.9%減の359万7500人となった(2025年1月は378万1629人)。2022年1月以来、4年ぶりに前年同月を割り込む推移となった。
国・地域別では多い順に、韓国が117万6000人(前年比21.6%増)、台湾が69万4500人(同17.0%増)、中国が38万5300人(同60.7%減)、米国が20万7800人(同13.8%増)、香港が20万0000人(同17.9%減)。
JNTOによると、アジア圏の旧正月(春節)が、2025年は1月下旬だったが、2026年は2月中旬になった影響が一部市場で見られた。ただし、韓国は旧正月が2月になったものの、全市場で初の単月110万人超えを記録。訪日旅行の人気や航空座席数の増加などが、旧正月時期の影響をカバーした。そのほか、台湾や豪州(同14.6%増の16万700人)などで、単月の過去最多を更新。米国やインドネシア、フィリピンなど17市場でも、1月の過去最多となった。
一方、政府から日本への渡航に関する注意喚起があった中国は、旧正月の時期や航空座席数の減少による影響もあわせ、2025年を大幅に下回った。香港も、旧正月の時期と航空座席数の減少の影響を受けた。このほか、マレーシア(同3.3%減の7万2500人)も2025年比で減少。旧正月の時期に加え、ビザ免除措置をおこなう中国への旅行の人気も影響しているという。
インバウンド数の月次推移と市場別の数値は以下のとおり。
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JNTO資料(対2025年比)より