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ANAとJAL、燃油サーチャージ引上げを正式発表、北米・欧州など片道5万6000円に、5月発券分から

ANAとJAL・日本トランスオーシャン航空は、2026年4月20日、国際線に適用する燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の改定を正式発表した。昨今の急激な燃油価格の高騰を受けた対応で、新たな運賃額は2026年5月1日以降の航空券発券分より適用される。

両社は急激な市況価格の変動へ迅速に対応するため、運賃改定のルール自体も見直した。ANAは従来「適用月の4か月前・3か月前の平均」としていた市況価格の参照期間を、「適用月3か月前・2か月前の平均」へと変更する。JALも同様に、直近2カ月間の平均に基づいて見直した金額を、従来は翌々月発券分から適用していたが、これを「翌月発券分からの適用開始」に変更し、さらに適用条件表のゾーンを新たにPからRまで追加設定した。

直近の市況価格に基づく場合、本来、両社ともに「2万3000円基準」(ANAは「2万3000円以上2万4000円未満」、JALは「ゾーンR」)が適用される高い水準に達している。しかし、中東情勢を踏まえた政府による緊急的激変緩和措置による航空機燃料への補助効果を考慮し、今回は両社とも特例として一段階低い「2万2000円基準」(ANAは「2万2000円以上2万3000円未満」、JALは「ゾーンQ」)を適用することになった。

ANAとJAL・日本トランスオーシャン航空が、5月発券分から適用する具体的な運賃額(1旅客1区間片道あたり)は以下の通り。

ANAの適用額

JAL・JTAの適用額