写真:ロイター通信
ユナイテッド航空のスコット・カービーCEOは、決算説明会でジェット燃料費の高騰を相殺するため、航空券を15~20%引き上げる可能性に言及した。カービーCEOは、2027年の税引前利益率を2桁に引き上げる目標を掲げるなかで、燃料費の上昇分を「できるだけ早く」完全に回収することを目指すと話した。
また、燃料価格の高騰が長期化する可能性がある中で「収益率を約15~20%上昇させる必要がある」とした。
ユナイテッド航空は、決算発表前に、第2四半期および通期の利益見通しがウォール街の予想を下回ることを明らかにしていた。4月22日午前の取引きでは同航空の株価は約6%下落した。
同航空は今四半期の燃料費を1ガロンあたり約4.30ドル(約684円)と想定。燃料価格の変動次第で、実際の業績は変動する可能性がある。すでに運賃値上げに着手しており、第1四半期末に5回の運賃値上げと手荷物料金の値上げを実施。燃料費上昇分の相殺に向けて動き出している。
第2四半期には、さらなる運賃の値上げやその他の収益対策によって燃料価格上昇分の40~50%を回収できると見込み。また、第3四半期には70~80%、第4四半期には85~100%まで回収できると予測している。
カービーCEOは、運賃が上昇しているにもかかわらず、「航空会社の需要はまだ落ち込んでいない」とした一方、「運賃の値上げはいずれ消費者の負担となるだろう」とも語った。
※ドル円換算は1ドル159円でトラベルボイス編集部が算出
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