山形県天童市の「DMC天童温泉」が、現役の山伏が案内する体験型ツアー「天童温泉から始まる、山伏と歩く羽黒山巡礼」の販売を開始した。一般的な観光では触れることのできない自然観や祈りの文化を、1400年近く続く山岳信仰の聖地で体感してもらう。
ツアーは2026年7月16日、9月18日、10月13日の計3設定日限定で実施。参加者は 宿坊「大進坊」で祈祷を受け、行衣と注連(しめ)を身に着けて羽黒山に入る。大進坊17代目当主で山伏の早坂一広先達とともに、2446段の石段を歩いて参拝する。
各回8名の定員制。旅行代金は1人4万5000円(税込)で、天童温泉からの貸切ハイヤーによる移動、大進坊と三神合祭殿での祈祷、精進料理、保険代を含む。貸切ハイヤー利用により、アクセスが容易ではない羽黒山までの移動負担を軽減し、巡礼体験に集中できるようにした。DMC天童温泉公式サイト「ENDODAYS」でオンライン予約を受け付ける。
日程が合わない人や、より気軽に参拝したい層に向けた「はじめての羽黒山参り」ツアーも別途用意した。貸切ハイヤーと精進料理、三神合祭殿での祈祷をセットにし、参加者自身で自由に登るプランだ。
特別巡礼プログラムについて同社は、「祈りの道を歩くことで現代では失われつつある自然への畏怖(いふ)や、人と自然のつながりを感じてもらい、参加者の自己変容につながる旅になれば」としている。