JTBは、環境省が公募した2026年度の「バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業」に、構成企業2社とともに採択されたと発表した。ツーリズム産業のサプライチェーン全体で温室効果ガス(GHG)排出量を削減する目標に向けて、排出量を算定し可視化する仕組みの確立や、脱炭素化と収益向上の両立などのモデル構築・検証に取り組む。
具体的には、業界内のデータ連携の促進や後発企業の参入支援を目的に、他社を含めたサプライチェーンの温室効果ガス(GHG)排出量を算定する業界共通のルールや、ガイドラインの策定を主導していく。
JTBグループは、国際的な気候変動イニシアチブ「SBTi(Science Based Targets initiative)」からGHG削減目標の認定を取得している。今回のモデル事業を通じて、SBTiのサプライヤーエンゲージメント目標を具体化するとともに、得られた知見や枠組みをツーリズム産業全体の共通基盤へと発展させる考えだ。JTBグループが経営の根幹に位置付ける「サステナビリティ方針」や、事業パートナーと協働する「サステナブル取引方針」に基づき、バリューチェーン全体での脱炭素化を推進していく。