北海道中央バスは、AIを活用したモビリティ型音声ガイドをTISインテックグループのTISIと共同開発した。2026年11月4日から札幌駅北口発着の定期観光バスで運用を開始する。まず「冬の支笏湖・洞爺湖周遊コース」に導入し、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語に対応する。12月1日からは「冬の札幌午前観光コース」「冬の札幌午後観光コース」にも導入する。
このサービスは、生成AI音声ガイドとGPSを連動させ、バスの移動にあわせて車窓から見える観光スポットなどの情報を多言語で提供する。北海道中央バスでは、インバウンドへの多言語対応や観光体験価値の向上とともに、案内業務の効率化も進めていきたい考えだ。
事業者が専用編集画面に日本語テキストを入力するだけで、生成AIが翻訳、音声合成を行い、多言語のガイドページを作成する。公開前に事業者が内容を確認できるプレビュー機能も備えている。地域周遊型やモビリティ型など、用途に応じた複数のテンプレートから選択することが可能だ。
また、観光客は専用アプリのインストールが不要で、2次元バーコードを自身のスマートフォンで読み取ることにより利用できる。
これまでの音声ガイドはバス自体の設備投資が必要だったが、今回のAI音声ガイドでは、従来のシステムと比較して、維持管理費用を70%以上、新規導入コストを80%以上削減するという。
報道資料より