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ツーリズムEXPOジャパン2014、旅行イベントでは世界第2位の規模になる見込み

日本観光振興協会(日観振)と日本旅行業協会(JATA)は、2014年9月に開催する「ツーリズムEXPOジャパン2014」の概要を説明する記者会見を実施した。ツーリズムEXPOジャパンとは、昨年度まで行われていた「旅フェア」と「JATA旅博」を統合し、海外旅行、訪日旅行、国内旅行の3位一体でアピールするもの。他産業とも連携することで、オールジャパン体制で観光振興を目指している。


IMG_5629今回の会見では、「ツーリズムEXPOジャパン」の規模の見込みを発表。来場者数は15万人で、ITBベルリン(17万4000人)に続く世界第2位の規模の旅行イベントとなる見込みだという。会場規模は、「JATA旅博」では東京ビックサイトで3つのホールを利用していたがツーリズムEXPOは、その倍の規模となる全6ホール(5万1000平方メートル)を利用。出展小間数は、現在のところ1500小間を見込んでおり、国内では全都道府県から自治体から出展が予定されている。

実行委員長の菊間潤吾氏(JATA会長)によると、海外と国内の出展数については半々になる見込み。海外からの出展傾向は、すでに日本人に人気のあるデスティネーションから、これから人気がでるであろう新興のデスティネーションになりつつあるという。


IMG_5635国内旅行では、630小間がすでに申し込みを済ませ、そのうち300小間が地域の出展。ツーリズムEXPOの実行副委員長の見並陽一氏(日観振、理事長/写真右)は、従来の旅フェアの出展者数を「はるかに超えている」として、「地域にとっては、日本人・外国人、どちらも同じ場で情報発信ができることに対して評価を得られたのではないか。」と自信を示した。
IMG_5627また、菊間氏(写真右)は、今回のイベントが「世界から注目が集まっている」ことを強調。諸外国からの参加が例年になく多く、前夜祭も1500名以上集まる見込みだという。なお、ツーリズムEXPOジャパンの前夜祭は東京国立博物館が会場。菊間氏は、敷地を有効利用することで「日本を見せる」と語り、国際的なイベントとしての成功に意欲を見せた。

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(トラベルボイス編集部:山岡薫)