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JTBら、自治体・DMO向け「エリアゲート」で機能拡充、体験予約の多言語化や事前決済など

JTBと体験予約のアソビュー(asoview!)は訪日外国人の増加を踏まえ、自治体や日本版DMO向けに多言語に対応した観光商品の販売管理システム「エリアゲートグローバル」を共同開発した。

両社が提供する、自治体/DMO向けの観光関連商品販売管理システム「エリアゲート」の多言語対応機能として提供するもの。エリアゲートでは、JTBやるるぶトラベル、アソビューなどの宿泊や体験予約などの導線を、自治体やDMOの公式サイトに追加。その販売金額に応じた手数料の収益管理や、販売・顧客データの収集・分析に基づく施策立案とKPI/PDIサイクル策定などを効率的にサポートしてきた。

今回のエリアゲートグローバルでは、エリアゲートに掲載された体験予約について、英語・繁体字・簡体字・韓国語の4言語による多言語表示のほか、予約時の事前決済にも対応。エリアゲート同様に、データ収集・分析に基づく施策立案やPDCAサイクルの確立、KPI設定、販売手数料の収益管理も行なう。

なお、エリアゲートグローバルの提供開始に伴い、神戸観光局がエリアゲートとエリアゲートグローバルの採用を決定。公式観光サイト「Feel KOBE」に導入し、2018年4月2日からサービスを開始する。神戸観光局では外国人観光客への発信力強化や一人当たりの消費額・滞在日数の増加を強化していく考えだ。

▼エリアゲートグローバル導入事例:「Feel KOBE」サイト

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