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旅行イノベーション賞、ビッグデータ活用のMICE支援から超音速ジェット機開発まで -フォーカスライト・カンファレンス

2019年11月19日から21日かけてフロリダ州で開催されたフォーカスライト・カンファレンスでは、今世界で最も革新的な旅行関連企業がそれぞれのアプリやソリューションを発表する「フォーカスライト・イノベーション・プラットフォーム」を実施した。

自社のサービスについてベンチャーキャピタルの幹部や旅行関連企業の投資や事業開発部門の幹部に向けてピッチをおこなう「Summit」と既存企業も含めて新しいサービスを発表する「Launch」とに分かれ、今年は計37社(Summit24社、Launch13社)が、旅行環境を革新するアプリやソリューションのデモを実施した。

Summit企業は、旅行やテクノロジーの専門家で構成されるDragonsパネルによって選定。そのうち、10万ドルのSAFE (将来の株式のための簡単な同意書)が付与されるThe General Catalyst Award for Travel Innovationについては、Dragonsとフォーカスライトが、旅行業界に画期的な価値を創出する能力があると認めた企業に与えた。

世界的な航空データ分析会社のOAGは、Award for Innovationを選定。また、People’s Choice Awardはフォーカスライト・カンファレンス参加者の投票によって選ばれた。

各部門の受賞企業は以下の通り。

 

 

 

 

 

フォーカスライト・リサーチ・アンド・イノベーション担当マネージャーのマイケル・コレッタ氏は「我々は、旅行業界の将来を形作る企業家やアイデアを世の中に紹介するためにフォーカスライト・イノベーション・プラットフォームを立ち上げた。今年は、航空、ホテル、業務渡航、チャットとボイス、タビナカ、ソフトウェアなどさまざまな分野で活躍するイノベーターに光を当てることができた」とコメント。

2008年に開催された第1回Travel Innovation Summitからこれまで475社以上のイノベーターがフォーカスライトのイベントに登場してきた。そのなかから、数え切れないほどの革新的な取り組みが旅行市場に投入されている。資金調達は全体で39億ドルにものぼり、79社がすでに高値で売却されている。