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JALとANA、さらに減便発表、新型コロナの水際対策強化や需要減退で、ホノルル線も

日本航空(JAL)と全日空(ANA)は、政府の新型コロナウイルスに対する水際対策の抜本的強化や、諸外国での防疫強化、需要減退などを理由に、2020年3月の運航便の追加運休・減便を発表した。

JALは国際線で新たに、羽田/広州線、成田・羽田/香港線で一部期間の運休を決定。羽田/香港線のJL29便とJL26便は、一部期間中において成田発着に変更する。また、成田/ホノルル線、成田/デリー線でも、一部対象日に減便を行なう。

JAL:報道資料より(3月10日発表分)

JAL:報道資料より(3月10日発表分)

国内線でも、全国的なスポーツ・文化イベントの中止・延期に伴う需要減少に対応し、3月12日~19日分の追加減便を発表。対象便は計566便で、羽田/関空線や羽田/女満別線などのほか、大阪・伊丹発着便などで多くの路線が減便対象となっている。

JAL国内線・新型コロナウイルス肺炎の影響に伴う一部路線の減便について(2020年3月10日更新)

ANAは国際線の追加減便・運休を発表。新たに成田/香港線を一部運休としたほか、成田/大連線、成田/厦門線も一部期間の減便を発表した。羽田/北京線は3月12日~15日まで、成田/北京線に変更して運航する。

ANA:報道資料より(3月10日発表分)

ANA:報道資料より(3月10日発表分)