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ダイナテック、宿泊予約システム「Direct In S4」でPayPayでの事前決済開始、顧客層拡大のチャンス(PR)

日本の国内旅行市場が大きく動き出している。全国旅行割も話題を呼び、これまで自粛していた人たちも日本各地へ旅行に出かけ、非日常を味わえるホテルや旅館でリフレッシュする人が増えている。

そんななか、新たな客層を迎える宿泊施設が対応すべきは決済手段の選択肢を増やすこと。宿泊予約システム「Direct In S4(ダイレクトインエスフォー)」(以下、S4)を提供するダイナテック社は、このほどキャッシュレス決済「PayPay」の事前決済への対応を開始する(※1)。宿泊施設にとって、簡単にPayPay経済圏の顧客を取り込めるだけでなく、クレジットカードを持たない層の取り込みなど、新たな顧客獲得が期待できそうだ。

S4導入だけでPayPayが使えるように

国内約3500施設が導入する宿泊予約システム「Direct In」の最新モデルであるS4。宿泊施設の公式サイトプランをGoogle ホテル広告やYahoo!トラベルに自動で掲載できる機能やストレスフリーな予約導線で、宿泊施設の直接予約の拡大を支援している。

これまでS4による事前決済はクレジットカードのみに対応していたが、近年、宿泊施設から要望が増えていたのが、PayPayによる事前決済だ。PayPayは国内のスマホ決済市場において最大規模を誇るキャッシュレス決済で、ユーザー数は約5300万人(※2)を超える。実際、現地決済でもPayPayを利用する人が増えている。

S4を提供するダイナテックは「PayPay」とともにZホールディングスのグループ企業であることから、今回のS4において標準機能での実装につながった。利用については、S4の契約だけでPayPayの初期費用や月額費用は必要ない。決済手数料も低水準のため、ローコストで運用できるのが魅力だ。

PayPay経済圏の新たな顧客の取り込みが可能に

では、宿泊施設にとって、予約システムにPayPayの事前決済が加わることで、どのようなメリットがあるのだろうか。まずは、Yahoo! JAPANのサービスを組み合わせてPayPayポイントを貯め、日常生活で有効活用している「PayPay経済圏」のユーザーの取り込みが可能なことが挙げられる。この顧客層は日頃からPayPayを使用可能か否かの視点で利用サービスの取捨選択をするため、宿泊施設の予約時にPayPayが使用可能なことで、新たな顧客を取り込めることはもちろん、リピーターにつながる可能性も大きくなる。

次に、宿泊予約から決済までがスマホで完結できるスムーズな導線となり、いわゆるカゴ落ち(予約の取りこぼし)を防ぐことができる可能性が高いことが挙げられる。これはクレジットカードに比べて、カードを取り出して番号を記入するなどの手間がないため、忙しいビジネスマンや、クレジットカードを持っていたとしてもスマホ決済を使いたいという層に喜ばれること間違いないだろう。加えて、若年層を中心としたクレジットカードを持っていない顧客層に対しても、同様にスムーズな予約完了への誘導ができる。

また、事前決済であれば、友人同士での旅行の際などに、幹事がPayPayで旅行代金をまとめて支払っておくといったニーズも見込める。当日の決済がないことで、非接触による安心感も促せるだろう。さらに、キャンセル料の確実な徴収も可能なため、宿泊施設の悩みの種である、ノーショーやキャンセルへの対策としても効果的だ。

管理画面で決済処理までワンストップで完結

具体的には、PayPayでの決済手続き時には、「PayPay残高」「PayPayあと払い(※3)」から選択のうえ、手続きしてもらうことになる。たとえば、支払いを翌月にまとめる「PayPayあと払い」は、高額決済が多くなる旅行との相性も抜群。単価アップも見込める。

なお、予約後に発生した決済額の減額手続きや決済金額の確認など、PayPay事前決済に関することは、S4の管理画面で、ワンストップで操作が完結する。国内旅行市場の回復とともに慌ただしさが増す現場において、管理画面を複数開く手間がなく、便利に利用できるのも利点だ。

予約時のPayPay利用イメージ(ゲスト画面)

キャンペーンやクーポン配信との相乗効果も

そして、PayPay導入ならではのメリットが、「超PayPay祭」をはじめ、PayPayが年間を通して定期的に開催するキャンペーンが追加コストなしで対象となること。キャンペーンでは、ユーザーが決済した後に、抽選でPayPayポイントが付与されるなど、お得に利用してもらうことができる。旅行のような高単価商材はキャンペーン効果との相性も良く、「ポイント好き」な日本人の購買欲をくすぐることもできるだろう。

また、5300万人を超えるPayPayユーザーに向けた専用クーポン(※4)の配信など、手軽にプロモーションの拡大をおこなうこともできる。

PayPayクーポンの参加イメージ

宿泊施設はもとより、旅行者にとってもメリットが大きいPayPayでの事前決済。アフターコロナで旅を通じて絆を深め、新たな思い出を演出するうえでも大きなチャンスとなるだろう。

※1:「Direct In」では2022年12月にPayPay事前決済のサービスを開始。「Direct In S4」では2023年2月末を目途にサービスを開始予定。
※2:2022年12月時点。PayPayのアカウント登録済みのユーザー数
※3:「PayPayあと払い」の利用は2023年中に実装予定
※4:クーポン利用にあたっては、別途PayPayへの申し込みが必要

広告:ダイナテック株式会社

紹介製品:Direct In S4(ダイレクトインエスフォー)

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記事:トラベルボイス企画部