
日本旅行業協会(JATA)は、韓国観光公社と共同で訪韓客拡大に向けた各種施策を実施する。同協会のアウトバウンド促進協議会(JOTC)・東アジア部会韓国ワーキンググループによる部会活動の一環。
まず、昨年に引き続き、日韓国交正常化60周年を記念した「咸安(ハマン)の落火ノリ」(ジャパンデー)を10月16日に規模を拡大して開催する。参画会社は昨年の11社から35社とし、1000人の送客を目標とする。
また、旅行会社の企画商品の表彰をおこなう。今年、新たにJATAと韓国観光公社が共同で選定した「韓国絶景30選」と、従来から販売強化を進めている「韓国絶品グルメ30選」を組み込み、今年11月30日出発までの募集型企画旅行、受注型企画旅行、オプショナルツアーが対象。商品の魅力度、商品の告知方法の巧妙さ、実際の集客人数などを審査し、優秀商品を表彰する。
このほか、昨年から実施している各社の団体営業担当者を対象とした「韓国営業王」施策を今年も展開する。2026年12月31日出発分までの受注型企画旅行(修学旅行含む)および手配旅行が対象。期間中の送客数に応じて、優秀なセールス担当者を韓国へ招待する。