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SQUEEZE社、築古ビル再生リアルゲイト社と提携、都心4拠点でホテル展開へ、新たな不動産価値を創出

クラウド型宿泊管理システムやホテル運営などを手がけるSQUEEZE(スクイーズ)社は、中古ビルの再生をおこなうリアルゲイト社と包括提携契約を締結した。SQUEEZEの宿泊運営基盤とリアルゲイトの企画・設計・運営ノウハウを組み合わせ、築古ビルを再生した都市型ホテルの開発・運営事業を共同で推進する。

提携の第1弾として、2026年1月17日に「SHIFT HOTEL SHIBUYA HATAGAYA」(渋谷区幡ヶ谷)を開業した。同物件は全2室の小規模施設で、客室内にキッチンや洗濯機など中長期滞在を支える設備を完備。今後は、神南(渋谷区)、東麻布、田町(港区)の3拠点でも順次展開を広げ、2027年1月までに計4拠点・約50室の開業を予定している。

SQUEEZEは、宿泊・観光領域においてテクノロジーやデータを活用し、運営プロセスや収益構造を再設計する取り組みを推進している。これまで、宿泊運営プラットフォームを軸に、少人数・高効率なホテル運営モデルを構築してきた。 

今回の提携により、老朽化や用途転換が課題となっている都市部の既存不動産を対象に、再生・開発から運営までを一体でおこなう。観光需要の回復が進む一方、人材不足や運営コストの上昇といった課題も顕在化するなか、両社は持続可能な都市型ホテルの新たなモデルの創出を目指す。既存ストックの有効活用と運営効率の向上を通じ、都市観光の受け皿拡充と不動産価値の最大化を図る考えだ。