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中国OTA大手フリギー、旅行予約のAIエージェント機能を公開、スマホ各社のアプリへの組み込み可能に【外電】

中国アリババグループ傘下のOTA「Fliggy(フリギー)」は、開発者向け旅行スキル「flyai」をリリースした。AIエージェント業務に組み込むために設計、同社の開発者に向けたClawHubとGitHubで公開されている。

このツールを使うことで、Fliggyの旅行在庫とサービスは、検索から予約へのインフラを構築することなく、他のAI搭載アプリケーションに統合できるようになる。

また、Fliggyのモデルコンテキストプロトコル(MCP:共通規格)に基づいて構築されており、旅行のインスピレーションから予約まで、旅行の全行程をサポートする。この機能は、フライト、ホテル、観光スポット、地上交通機関、レジャーアクティビティ、パス、ホテルパッケージなど、幅広い旅行関連サービスに対応する。

Fliggyによると、このツールはプラグ・アンド・プレイ方式で設計されており、開発者は複雑な設定や統合作業をすることなく、エージェント環境に旅行機能を実装できるという。開発者はflyaiを使用して、テーマ別旅行商品や企業向け旅行管理エージェントなどのアプリケーションも構築できると説明している。

中国スマホのエコシステムに

今後は、ファーウェイ、シャオミ、OPPO、Honorなど中国の大手スマートフォンメーカーのスキルストアに統合する予定だ。スキルストアとは、AI(音声アシスタントやAIエージェント)ができることを増やすための追加機能のマーケットプレイス。これにより、flyaiは開発者プラットフォームを超えて、スマートフォンのエコシステム全体でAIによる旅行サービスを提供することが可能になる。

Fliggyは2025年に、複数のエージェントを活用してパーソナライズされた旅程を生成するアシスタント「AskMe」をリリース。また、ビジネス旅行部門では、パーソナライズされた旅行プランニングと企業旅行管理を支援するAIソリューション「AliBtrip」を発表した。

さらに最近では、Fliggyはアリババのエコシステムとの連携を強化することで、AIを活用した予約機能をさらに進化させている。

※この記事は、世界的な旅行調査フォーカスライト社が運営する「フォーカスワイヤ(PhocusWire)」から届いた英文記事を、同社との正式提携に基づいて、トラベルボイス編集部が日本語翻訳・編集したものです。

オリジナル記事 : FLIGGY LAUNCHES "FLYAI" TRAVEL SKILL FOR AI AGENT WORKFLOWS