広島電鉄は、広島県内の観光需要の増加と運転士不足に伴う貸切バス供給のひっ迫を受け、観光バスタイプの車両を増車し、新たに予約受付体制を整備した。この施策を契機に貸切バス事業を積極的に展開し、インバウンドを含む多様な顧客ニーズに対応する。増車する車両の運行開始日は2026年10月1日を予定し、5月18日から予約受付を開始した。
広島県内外の観光、日帰り・宿泊旅行、遠足や修学旅行などの学校行事、視察や研修、冠婚葬祭など幅広い利用を想定している。新たに「貸切バス担当窓口」を設置し、電話、ファックス、オンラインの専用フォームで予約や問い合わせを受け付ける。
広島電鉄グループでは、安全な輸送の確保に向けた取り組みが評価され、日本バス協会の「貸切バス事業者安全性評価認定制度」で、広島電鉄と芸陽バスが「三ツ星」、備北交通が「二ツ星」の認定を受けている。「安全・安心・快適な広電グループ」の実現を目指し、同グループ全体で地域の観光課題の解決に取り組む方針だ。