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訪日インバウンドの新潮流と現在地を知るカンファレンス、グーグルから中田英寿氏まで登壇、その見どころを聞いてきた ―8月7日開催(PR)

インバウンドビジネスメディア「訪日ラボ」を運営するmov社は、2025年に引き続き、インバウンドをテーマとしたイベント「THE INBOUND DAY」を2026年8月7日に開催する。今回のテーマは「インバウンドの現在地」。日中関係の変化や中東情勢など昨年とは一変した現状を正しく捉え、これから何をなすべきかの方向性を探る。グーグルの担当者や元サッカー日本代表の中田英寿氏らが登壇し、新たな視点で本質的な課題解決に向けた議論を展開する。「TODAホール&カンファレンス東京」を会場に、オンラインでも一部同時配信予定だ。

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mov社は、「日本のポテンシャルを最大化する」を使命に掲げて、さまざまなインバウンド支援事業を展開。その一つである「訪日ラボ」は、インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに、訪日外国人の動向に関する様々な情報を配信している。同社の専務取締役COOの菊池惟親氏に、今回のカンファレンス開催にこめた思いとポイントを聞いた。

「THE INBOUND DAY」の狙いとは、2025年は会場が満席に

「THE INBOUND DAY」では、訪日ラボが培ってきたネットワークを活かし、旅行業界を超えてさまざまな領域からキーパーソンを登壇者に迎え、本質的な問いに切り込む。その背景には、インバウンド市場が急速に拡大する一方で、現場には多くの構造的な課題が残されているとの認識がある。

菊池氏は「日本のインバウンド領域には高いポテンシャルがある。しかし、コロナ禍を経て市場が一変したにも関わらず、デジタル化も含めて新たな潮流にキャッチアップできていない部分もある」と指摘。その考えから、昨年初めて「THE INBOUND DAY」を開催した。

インバウンド市場と一口に言っても、マーケットとなる国や地域、ターゲット層、旅行先、季節などによりそれぞれ取り組みは大きく異なる。それを踏まえ、菊池氏は昨年の開催について「全員が納得するような議論というよりも、ピンポイントかもしれないが、セッションごとに特定の参加者に深く刺さり、行動変容を促すような内容を意識した」と振り返る。

前回の参加者はオンラインも含めて約3000名。リアル会場は満席となった。参加者の業種も観光・旅行領域に限らず、IT、小売、飲食などさまざまで、業界を横断する幅広い交流の場となった。参加者の役職も、取締役や部長などマネジメントクラスが全体の4〜5割を占め、決裁権者の間でもインバウンドに対する関心の高さがうかがえたという。

THE INBOUND DAY2025のセッションの様子

グーグルから中田英寿氏まで、今年も踏み込んだ議論に

今回のテーマは「インバウンドの現在地」。変化するインバウンド市場の「いま」を理解し、「これから何をすべきか」の方向性を見つけてもらう場とするのが狙いだ。

現在のインバウンド市場は、昨年とは取り巻く環境が大きく変化。「日中関係の影響で訪日中国人旅行者が急減し、2026年2月には中東情勢が悪化したことで世界経済の不透明感が増すなど、状況が一変している」と菊池氏。そのようななか、「インバウンドの現在地を改めて捉えることが必要だろう。現在地が分からなければ、あるべき姿に到達するまでの距離も測れない」と、今回のテーマ設定について説明した。

今回も注目のセッションが目白押しだ。まず、グーグル(Google)からは、AI、マップ、飲食系の担当者3名が登壇する。菊池氏は「グーグルがAIをどのように考えているのか。また、訪日外国人には欠かせないツールとなっているグーグルマップのアップデートなど有意義な話が聞けるのでは」と期待する。さらに、毎年この時期に大きなニュースを発表する同社の最新動向も共有される機会にもなりそうだ。

また元サッカー日本代表の中田英寿氏も登壇。中田氏は引退後、15年以上にわたり全国47都道府県を巡り、500以上の酒蔵や数多くの農家、工芸家を訪問。現在、日本の伝統文化・産業を発信する「にほんもの」プロジェクトを推進するほか、テクノロジーを活用した伝統産業の事業開発にも取り組んでいる。菊池氏は「日本のインバウンドの現在地や、これからの伝統産業・文化におけるポテンシャルなどを中田氏の口から聞けるのは意義深い」と話す。

その中田氏とともに登壇するのは、地域文化商社「うなぎの寝床」創業者の白水高広氏。うなぎの寝床は、九州を中心に全国約300件のものづくり事業者の商品を取り扱い、地域文化を現代の経済活動に適合し循環させる仕組みづくりを実践している。現場に近い白水氏の話を聞く機会も貴重な時間になる。

さらに、開業に向けて準備が進む大阪IRをテーマにしたセッションも見逃せない。登壇するのは、大阪IRの実現に立法段階から関わり、関西経済同友会MICE・IR推進委員会副委員長として提言書を取りまとめてきた、グローバルミックス代表取締役CEOの勝見博光氏だ。「夢洲まちづくり構想」や大阪IRの基本構想策定にも関わる傍ら、大阪観光局観光アドバイザーとして大阪の観光戦略を牽引してきた、まさにこの分野の第一人者である。

このセッションには、ロイヤルホテル会長の蔭山氏も登壇する。テーマは「大阪IRでは1万人以上の採用が見込まれるなか、人手不足が深刻な日本でそれをどう実現していくのか」。観光・宿泊業界全体が直面する人材確保という切実な課題に、IRとホテル双方の視点から切り込む。菊池氏は「インバウンドの盛り上がりの裏側で、業界が必ず向き合わなければならないのが人手不足の問題。大阪IRという大型プロジェクトを通じて、その解決の糸口を具体的に聞ける貴重な機会になるはずだ」と話す。

菊池氏がmovのイベントらしい登壇者として挙げたのが、タイ最大級のコミュニティサイト「Pantip(パンティップ)」CPOのアピシルプ・トルンガノン氏。多くの旅行者が日本を訪れ、検索エンジン以上に「リアルなクチコミ」が重視されるタイ市場で、選ばれる観光地・施設になるためのヒントが詰まったセッションになると期待されている。

菊池氏は、「欧米豪からの富裕層や、台湾や韓国からのリピーターなどの話は業界でよく聞かれるが、このセッションは親日国で日本ブームも起きているタイ市場の今を知るいい機会になるはず」と話す。

mov専務取締役COOの菊池惟親氏このほか、旅行領域からはトリップアドバイザー、ブッキング・ドットコムなどが登壇。メーカー・小売領域からはメーカーズシャツ鎌倉、ネスレなどがインバウンド市場への取り組みを紹介する。

会場で登壇者の生の声を

「THE INBOUND DAY」チケットの販売はすでに開始されている。オンラインでも無料配信されるが、一部は配信対象外となる。「ぜひ現場で登壇者の生の声を直接聞いてほしい」と菊池氏。セッション終了後には、交流・情報交換の場として懇親会(別料金)も開催されるが、参加は抽選で当選者のみとなる。会場参加には定員があるため、早めの申し込みを呼びかけた。

「THE INBOUND DAY 2026」の開催概要は以下。

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記事:トラベルボイス企画部