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世界大手OTAトリップ・ドットコム、世界のレンタカー予約数81%増、日本がトップで2.2倍、東京は2.5倍に

世界大手OTAのトリップ・ドットコム(Trip.com)は、同社の世界におけるレンタカー予約データを分析した最新のセルフドライブ旅行動向を発表した。世界のレンタカー予約数は前年比で81%増加し、日本はレンタカーを利用した旅行先として世界1位となった。

決められた観光ルートだけではなく、自身で車を運転してマイペースで目的地を巡り、公共交通では訪れにくい場所にも足を延ばせる旅行スタイルへの関心が、旅行者の間で高まっている結果と分析している。

同社の予約データによると、日本全体でのレンタカー予約数は前年に比べ119%増加。都市別では、東京156%増、札幌129%増、福岡88%増、沖縄87%増となった。主要都市を拠点に、レンタカーで周辺地域まで足を延ばす利用形態が広がっているとみられる。

アジア太平洋地域の旅行者からの需要増

海外セルフドライブ旅行を旅行者の出発地別にみると、アジア太平洋地域からの需要が伸び、台湾(139%増)、日本(113%増)、韓国(85%増)、タイ(78%増)などが上位に入った。欧州でも、イタリア(88%増)やスペイン(80%増)などで予約が増えた。単なる目的地への移動手段ではなく、車での移動自体を旅行体験として楽しむ人が増えているという。

旅行者が選ぶ車種や旅のスタイルにも変化が生じている。予約の52%がコンパクトカーなどの一般乗用車、29%がスポーツ用多目的車(SUV)、17%が乗用バンで、実用性の高い車種が中心だった。長距離ドライブだけでなく、都市観光や周辺エリアへの小旅行など、幅広いシーンでレンタカーを活用していることがうかがえる。

特に、家族旅行がセルフドライブ旅行の需要を牽引している。25~44歳の旅行者による予約が大半で、小さな子ども連れがロードトリップ予約の半数以上を占めた。

また、予約までのリードタイムの平均が前年より約1週間長くなり、事前の車両選択や保険手続き、予約を早めに済ませて旅行を楽しむ傾向が強まっている。保険購入件数は前年比131%増で、慣れない地域での運転に、安全のためのサービスが重視されていることが示された。