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エクスペディア、旅行業界の専門家1250人調査を発表、海外旅行需要の伸びはインドと日本が上位に

エクスペディア・グループは2026年6月、アジア太平洋(APAC)地域の旅行業界の将来像に関する調査レポート「Mapping the Future of APAC Travel」を発表した。調査は、オーストラリア、中国、インド、日本、タイの旅行業界関係者1250人を対象に実施。旅行業界の専門家の65%が今後2〜3年でAPAC地域の旅行需要が増加すると予測し、特にロイヤルティプログラム関連の専門家ではその割合が78%に達した。

一方で、旅行者のニーズの変化や予約行動の多様化、テクノロジーの進化により、事業環境が複雑化している。

専門家の60%以上が、ラグジュアリー旅行、低価格帯旅行、ビジネスとレジャーを組み合わせた「ブレジャー旅行」、域内旅行の増加を見込んでいる。国別では、インドやオーストラリアの需要増への期待が特に高かった。今後2~3年で、国外への旅行需要の伸びが最も見込まれる市場として、インドに次いで日本が挙げられた。

同調査では、需要拡大とともに多様な決済手段の重要性が高まっていることも示された。70%以上がBNPL(後払い)やロイヤルティポイント利用などの決済オプションを重視。さらに、59%がAIツールや新たなプラットフォーム経由の予約の重要性が高まっていると回答し、旅行計画や予約行動のデジタル化が進んでいることをうかがわせた。

また、33%が地域に合わせて最適化されたコンテンツの不足を、35%が既存システムの刷新や統合の遅れを、成長の障壁として指摘した。AIについては、79%がすでに業務で利用していると答え、さらなる活用に向けた体制整備が継続的な課題となっている。

同グループは、複雑なAPAC市場での課題を解消し、パートナー企業が自信を持って事業を拡大できる環境づくりを進めていくとしている。