ゼンリン、沖縄都市モノレール、琉球銀行、TISI、ゼンリンインターマップの5社が連携し、沖縄県内の地域交通の利用促進と移動・観光の課題解決に向けた取り組みを2026年10月から始めた。ゼンリンの観光アプリ「STLOCAL(ストローカル)」のサービス提供エリアに那覇・浦添エリアを新たに加え、交通機関や観光施設などのデジタルチケットを販売したり、お勧めの観光スポットや飲食店、周遊コースを地図上で紹介したりする。
デジタルチケットは7事業者と連携し、沖縄都市モノレール「ゆいレール」の24時間・48時間乗車券をはじめ、空港シャトルバスや定期観光バス、観光施設入場券などを販売する。
また、ストローカルを活用したデジタルスタンプラリーを展開し、地域のイベント参加や街歩きを促す。ゆいレールの人気ラッピング車両の現在地情報を、2027年3月31日まで地図上で確認できるようにした。
沖縄県では、那覇市中心部や那覇空港周辺の交通混雑、観光客の特定エリアへの集中などの課題がある。2019年に公共交通利用促進に向けて設立された「沖縄MaaS協議会」が企画したデジタルチケット販売をストローカルが継承し、5社の知見や技術、機能を組み合わせて観光客や住民の円滑な移動をサポートする。
さらに、アプリを通じて得られた観光客の移動情報をもとに行動を分析し、交通課題の解決や観光消費拡大に向けた今後の取り組みに生かす。