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JR西日本、ANA・JALと予約システム連携へ、鉄道と航空の広域移動、関係人口・二地域居住を促進

JR西日本は、ANAおよびJALと広域移動サービスの共創に向けた協定を締結した。一人ひとりに最適化された移動体験を提供することで、関係人口・交流人口の拡大や、移動におけるサステナブルなエコシステムの実現を目指す。

具体的には、鉄道と航空のシームレスな予約を提供することで、顧客の体験価値を向上させていく。また、広域観光ルートを構築し、インバウンドを中心とした交流人口を拡大していくほか、二地域居住を推進することで関係人口の拡大を進めていく。

報道資料より

ANA、JR西日本レールパスの販売も

ANAとの取り組みでは、2030年代を目途に、両社の予約システムを連携することで、鉄道と航空のシームレスな予約を実現する。これに先立ち、JR西日本の海外向けインターネット予約サービス「JR-WEST ONLINE TRAIN RESERVATION」とANAの海外向けMaaS「Travel CUBE」の連携を進める。

また、交流人口の拡大については、ANA国際線を利用するインバウンド旅行者に、地域との連携を通じて「国内線・鉄道を併用した魅力的な広域観光ルート」を提案。具体的には、両社のグローバルな顧客接点を活用したJR西日本レールパスおよびANA国内線の販売、官公庁やDMOのインバウンド誘客事業への共同参画をおこなう。

二地域居住については、両社で自治体・地域関係者と検討を進める。具体的な内容については、準備が整い次第発表する。

JAL、西日本へのインバウンド誘客で協業

JALとの取り組みでは、2030年代を目途に、各社それぞれの会員IDで、それぞれの予約システムから、鉄道と航空の両方が予約・決済できる仕組みを構築する。まず、関西空港駅を発着する特急「はるか」をはじめとした鉄道や、西日本を便利に周遊できるパスをJAL公式SNSで推奨する取り組みを検討していく。

インバウンドを中心とした交流人口の拡大については、西日本エリアの地域と連携した観光コンテンツをさらに磨き上げ、関西・中国・山陰方面への広域周遊ルートを構築していく。

また、国際線の発着空港(羽田・成田・関西)と国内線、鉄道の各ネットワークをシームレスにつないでいく。その一環として、2026年度には和歌山エリアでの協業施策を強化。JAL国内線とJR西日本の周遊パスを連携させた旅行商品の設定をおこなうほか、JR西日本の特急「くろしお」の一部車内で、 JAL客室乗務員による特別サービスを提供する予定。

二地域居住については、2026年度に両社は共同で新たに「西日本、二地域暮らし(仮称)」を実施する予定。WESTERポイントとJALマイレージを活用することで、二地域居住者が負担する移動費の軽減を図り、西日本エリアでの二地域居住を推進していく。