岐阜県・飛騨市で地方越境型ワーケーションを実施、結果を公開

 岐阜県・飛騨市で地方越境型ワーケーションを実施、結果を公開

報道発表資料より

教育関連事業を担うEdoは、2024年度観光庁「子育て世代も参加可能な業務型ワーケーション実証事業」において、岐阜県・飛騨市で地方越境型ワーケーションの実証実験を実施しました。

実証実験では、飛騨市の自然豊かで非日常的な環境を活かし、4社の企業の社員とその家族を対象に、1泊2日から5泊6日までのワーケーションをおこないました。その結果、3泊以上の中期滞在では、参加者の仕事の悩みが軽減され、自己肯定感や内発的モチベーションが向上し、現状維持に関する無意識のバイアスも低減するなど、心理状態や価値観の変化が認められ、効果はワーケーション終了後1か月間も持続しました。一方、1泊2日の短期滞在では同様の効果は得られませんでした。

効果の要因としては、非日常空間での地域体験や研修、企業課題に向き合う事前設計、中期滞在による深い体験が挙げられます。また、飛騨市内での消費額は300万円以上となり、地域経済への貢献も確認されました。

Edoは今後、企業の目的に応じた「目的特化型・伴走設計型ワーケーションプログラム」を提供し、非日常体験と中期滞在を通じて社員の学びや行動変容を促す取り組みを継続するとしています。

詳細:2024年度の観光庁「子育て世代も参加可能な業務型ワーケーション実証事業

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