フリーランス対象「リモートワークに関する調査」結果、人気は東京・北海道・沖縄

 フリーランス対象「リモートワークに関する調査」結果、人気は東京・北海道・沖縄

報道発表資料より

フリーランスと企業のマッチングサービスを運営するテックビズは、全国のフリーランス562名を対象に「リモートワークに関する調査」を実施し、約8割(79.5%)が居住地以外でのリモートワークに関心を持ち、44.9%が中長期滞在、4人に1人が二拠点生活を希望していることが明らかになったと発表しました。

リモートワーク希望地ランキングでは、東京都が51.1%で1位、2位北海道(31.3%)、3位沖縄(30.6%)と、ビジネス機会の豊富さと自然・リゾートの魅力という対極が上位を占めました。その理由は「気分転換」(44.6%)、「自然環境」(44.4%)が多く、「故郷回帰」(28.4%)も4位に入り、地方還流による地域活性化の可能性が浮き彫りとなりました。

理想的な滞在期間は「1週間程度」や「数日程度」が多い一方で、1週間~半年以上の中長期志向が45%近くを占め、観光消費を超えた「関係人口」の創出が期待されるとしています。また課題として「インターネット環境の不備」(53.2%)が最多で、地方でのリモートワーク推進には高速通信やワークスペース整備、公的補助が求められています。さらに「お試し移住体験」への関心も高く、段階的な関係構築が有効であることが示唆されました。

この調査は、フリーランスの働き方の多様化が新たな地域創生の可能性を拓くことを示し、特に二拠点生活や故郷回帰といった柔軟なライフスタイルが、持続的な地域経済や文化交流の担い手となることを示したとしています。

詳細:リモートワークしたい都道府県ランキングTOP20

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