島根県・海士町(あまちょう)、ふるさと住民となるアンバサダー登録者300名突破

 島根県・海士町(あまちょう)、ふるさと住民となるアンバサダー登録者300名突破

報道発表資料より

島根県・海士町(あまちょう)が、島前ふるさと魅力化財団が運営する「海士町オフィシャルアンバサダー制度」が、制度開始から1年で登録者300名を突破したと発表しました。

同町は、島根県隠岐郡にある人口約2300人の離島で、少子高齢化や人口減少という課題に直面するなか、「関係人口経営」を掲げ、地域に多様な形で関わる人々を増やす取り組みを進めています。

同制度では、アンバサダーを“ふるさと住民”として位置づけ、居住地や立場を問わず誰でも参加可能。島内外での交流イベントやプロジェクト参画、情報発信を通じて、地域と継続的につながれる仕組みとしています。大人の島留学生との共創や、ブロックチェーンを活用したAmanowa DAOによる意思決定・貢献度の可視化など、新しい地域参加の形も導入しています。

実際にアンバサダーが若者の挑戦を伴走支援したり、祭りに100人以上が参加して文化継承を後押しするなど、“ふるさと住民”としての具体的な関わりが地域に活力を与えているとしています。今後は人数拡大だけでなく、一人ひとりの知識や経験を活かした価値創出を重視し、2026年度に500名、2030年度に2500名の登録を目指すとともに、2026年3月には初の「アンバサダー総会」も予定。リアルとオンラインの両面で広がる“多層的なふるさと住民コミュニティ”の形成を目指すとしています。

詳細:海士町オフィシャルアンバサダー制度

関連記事