ハイアット、オールインクルーシブのリゾート運営へ、メキシコなど3カ国で

ハイアット ホテルズ コーポレーションは、宿泊代金に滞在中の食事やドリンク、エンターテイメントなどを含む「オールインクルーシブ」スタイルのリゾート運営に参入すると発表した。同グループの完全子会社を通じ、メキシコ、ドミニカ共和国、ジャマイカの3カ国で13軒のリゾートを運営するプラヤ ホテルズ&リゾーツと提携。フランチャイズ運営契約を結び、13軒中の6軒(約2800室)を大幅に改装した後、ハイアットにブランド転換する。メキシコの2軒は数百万ドルの改装工事を経て年内に、その他の4軒は2015年までに順次リニューアルオープンさせる。
ハイアットはプラヤの全株式の約20%に当たる100万ドルと、転換優先株の225万ドルの計325百万ドルを投資する予定。プラヤはハイアットブランドとして運営するオールインクルーシブ リゾートの新規獲得および開発を継続して行い、2018年まで南米とカリブ地区で5軒のハイアットブランドのリゾートを運営する一定の権利を所有する。今回の投資の狙いについて、ハイアットで不動産・資本戦略グローバルヘッドを務めるスティーヴン・ハガティー氏は、「世界的成長戦略を強化する新たなプラットフォームを構築することができるだけでなく、われわれが投資することでフランチャイズフィーと相互利益による高いリターンを得られる」と話している。


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