外国人観光案内所が全国465施設に増加、新規認定は東京が最多 ―JNTO

日本政府観光局(JNTO)はこのほど、「外国人観光案内所」認定施設の最新状況を発表した。全国の認定外国人観光案内所は100件増の465件となり、複数の外国語による広範な観光案内が可能な「カテゴリー3」レベルの施設が7件から18件に増えた。都道府県別で新規認定施設数が多いのは、東京が12件、北海道が11件、石川県が9件の順となっている。

この認定制度は、観光庁が策定した「外国人観光案内所の設置・運営のあり方指針」に基づいてJNTOが運用・サポートするもの。JNTOでは、今後も観光庁や自治体、民間企業などとの連携のもと、今後も外国人旅行者向けのサービスや観光充実に取り組んでいきたいとしている。

認定区分の内容と最新件数は以下のとおり。

【外国人観光案内所 JNTO認定施設】 区分(最新件数):認定要件

  • カテゴリー1(255件):地域の観光案内を提供。パートタイムや電話通訳等で英語対応が可能な施設など
  • カテゴリー2(125件):広域の観光案内を提供。英語のスタッフが常駐する施設など
  • カテゴリー3(18件):全国レベルの観光案内を提供。英語のスタッフが常駐かつ英語以外の2言語対応が常時可能な施設など
  • パートナー施設(67件):観光案内を専業としない施設であっても、外国人旅行者を積極的に受け入れる意欲があり、公平・中立な立場で地域の案内を提供する施設など

全施設のリストは以下ウェブサイトから参照可能。


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