【図解】訪日外国人数、直近12カ月をグラフで比較してみた ―東南アジア市場4か国の部(2016年7月)

日本政府観光局(JNTO)発表による訪日外国人数の推計値を東南アジア主要国(タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア)でみると、2016年7月はタイが前年比18.2%増の6万1300人、シンガポールが同4.7%増の1万8000人、マレーシアが同25.3%増の2万5000人、インドネシアは同4.6%増の2万67800人。4か国すべてが7月として最高を記録した。

タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシアの直近12カ月の推移は以下のとおり。

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JNTOではタイについて、7月18日が特別公休日となったことで5連休が発生したうえ、現地での訪日旅行商品プロモーションなどが大きな旅行需要につながったとしている。シンガポールでは、経済的背景やMERS(中東呼吸器症候群)の影響を懸念する旅行者による訪日旅行者増が一段落したことで1ケタ台の伸びにとどまった。

マレーシアでは、7月6日から始まる祝日と週末による5連休が旅行需要につながったほか、エア・アジアとの共同プロモーションなどが訪日旅行者増加に寄与。インドネシアでは、ラマダン明け大祭休暇の混雑を避ける動きや景気低迷などから伸び率が鈍化したものの、現地旅行会社と連携した共同広告などが閑散期であるにも関わらず旅行者増に寄与したとしている。

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