リクルート、中国人旅行者に日本の飲食店の情報提供、中国最大の決済アプリ「Alipay」と連携で

リクルートライフスタイルはグルメ・クーポン情報サイト「ホットペッパーグルメ」で、中国最大の決済アプリ「Alipay」と連携した。Alipayの3億人以上の会員に対し、訪日旅行で人気の飲食店情報を提供する。まずは東京、大阪、京都の3エリアを対象に、特に訪日客に人気の寿司、ラーメン、天ぷらなどを扱う72店舗から開始する。

ホットペッパーの「訪日旅行者の実態調査」(2014年夏実施)では、「日本に来た観光目的」の1位は「日本食を楽しむ」(79.7%)と判明したが、「お店を探せない」「メニューが読めない」など訪日旅行者にとって不便があった。今回の情報提供では、掲載するメニューやクーポンにも日本語と中国語を併記し、旅行者と店員の双方がスムーズに対応して食事を楽しめる工夫もしている。

なお、Alipayはアリババグループ傘下のオンライン決済プラットフォームで、2012年12月にユーザー数8億人を超えた。モバイルアプリ「Alipay」にはウォレット機能があり、オンライン決済やオフラインでのショッピングの決済のほか、預金の出し入れや電子送金にも対応している。

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