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GW期間の総旅行者数が過去最高2443万人に、旅行消費額は1兆円超え、海外旅行は欧州が復調傾向に ―JTB予測(2018年)

2018年 4月 10日 カテゴリ:ニュース , 旅行会社

JTBは、2018年のゴールデンウィーク期間(2018年4月25日〜5月5日)の旅行動向の見通しをまとめた。それによると、総旅行人数は前年比1.0%増の2443万人で過去最高になる見通し。そのうち、国内旅行人数は1.0%増の2384万人、海外旅行人数は0.7%増の58万5000人を見込む。

併せて、総旅行消費額も2.8%増の1兆174億円で1兆円超えとなる見通し(昨年は9895億円)。内訳は、国内旅行消費額が2.7%増の8630億円、海外が3.4%増の1544億円。

同社パッケージツアーの予約状況によれば、国内旅行出発日のピークは4月28日と5月3日。海外はアジア方面を中心に5月3日、欧米など遠距離では4月28日と29日がピークになると予想される。

JTB:報道資料より

国内の社会経済環境をみると、世界経済の回復に伴い企業決算は比較的良好。アンケートでは、「昨年より収入が増えた」(16.5%)人が8.2ポイント増になった。ただし、今後一年間に「支出を増やしたい」割合が0.6ポイント増加する一方で「減らしたい」は0.8ポイント増。世代や生活の状況によって年間支出のとらえかたが異なる様子がみられる。

ゴールデンウィークに関する予定では、「昨年より近距離の旅行に行く」が2.7ポイント増加、「遠距離の旅行に行く」が1.7ポイント増加。同社の推計による平均旅行費用は、国内が1.7ポイント増の3万6200円、海外が2.7ポイント増の26万4000円となった。

海外旅行は欧州方面が復調傾向、近・中距離ではアジアが人気

同社海外パッケージツアー「ルックJTB」の予約状況をみると、海外旅行先では家族旅行ではハワイが人気。近・中距離では台湾やシンガポールなどのアジア、遠距離ではイタリアやフランスなど欧州が人気。

燃油サーチャージは上昇している一方で、為替が円高基調で推移していることで旅行意欲は維持。今年のGWは3連休と4連休があるため、人気のアジアに行きやすく、海外旅行人数は昨年より拡大する見通しとなった。

JTB:報道資料より

国内旅行は「旅館」が人気、費用は「5万円台」が上昇傾向

国内旅行パッケージ「エースJTB」の予約状況では、東北や九州のほか、東京ディズニーランドや新たな商業施設「東京ミッドタウン日比谷」がある関東圏が好調。

なお、旅行費用(海外旅行含む)については「1万円~2万円未満」(24.7%)が最多だが、「5万円~6万円未満」(8.2%)が昨年より3.1ポイント上昇。旅行の目的では、「帰省」が引き続き最多となっている一方で、「温泉を楽しむ」は前年比0.8ポイント増、「街歩きやショッピング」お1.6ポイント増となっている。また、利用宿泊施設では「旅館」が5.8ポイント増加したのが特徴的だ。

この調査は、1200人から得た旅行動向アンケートの回答、JTBグループの販売状況、航空会社の予約状況、業界動向などをもとに推計したもの。今年で50回目となる。調査の対象は「1泊以上」の旅行に出かける人。