岡山県・玉野市役所は、玉野市観光振興計画(基本理念・基本方針)策定業務の委託先を公募しています。選定は、公募型プロポーザル方式を実施します。
本業務では、玉野市交流のまちづくり条例に基づき、観光振興の基本的な方向性を示す新たな計画を策定します。2012年に策定された「玉野市観光振興基本計画」は既に2016年に計画期間が終了しており、計画の改定が必要となっています。
玉野市は、本州側からの玄関口として、「瀬戸内国際芸術祭」や「中心市街地活性化」などの施策を進めており、築港地区や宇野駅、宇野港周辺では温浴施設、宿泊施設、飲食店、ゲストハウスが少しずつ増加しています。瀬戸内の魅力に惹かれた企業の立地や民間主体の観光推進組織も設立され、さらなる誘客への期待が高まっています。
一方で、みやま公園を中心に、渋川・王子が岳や自転車ルートなど観光拠点が市内に点在しているため、既存施設と連携した周遊の促進が課題であり、官民一体となった連携や、多様な目的を持つ旅行者を確実に受け入れられる観光推進体制の再検討も必要です。
本業務は、玉野市を取り巻く観光情勢と今後の需要予測に基づき、「玉野市総合計画」との整合性を図りながら、「本市が観光振興に取り組む目的の明確化」、「定量・定性的な目標設定」、「目標達成のための推進体制、役割分担の明確化と関係者への浸透」など、市の観光のあり方を検討します。民間・地域主体の観光地域づくりの共通ビジョンとなる計画を策定するため、総務省の「地域力創造アドバイザー」制度を活用し、観光振興計画策定に精通した外部専門家の知見を取り入れます。
2025年度には調査・分析・検証をおこない、観光振興計画策定の準備(基本理念・基本方針の決定、推進体制の検討など)を進めます。2026年度には、これら決定事項に基づき、具体的な事業計画やアクションプランを示した観光振興計画を策定する予定です。その後、2027年度から5カ年で計画の運用を開始します。
委託業務の内容は、以下の通りです。
(1)基礎調査
(2)観光振興会議に係る会議開催の運営支援
(3)ワークショップの開催支援
(4)策定にかかる提案・原案の作成
(5)市役所内部会議及び関係各課との調整資料作成、会議への同席
(6)計画改定に係るその他必要な業務 等
委託期間は、契約締結日から2026年3月31日まで。
※この情報は、当該組織の公募内容に基づき、生成AIを活用してトラベルボイスが編集しました。詳細は以下の公募掲載URLをご覧ください。