大分県・豊後高田市役所は、夷地区観光拠点施設基本設計等業務の委託先を公募しています。選定は、公募型プロポーザル方式を実施します。
大分県豊後高田市では、「豊後高田昭和の町」から「長崎鼻」までの美しい海岸線に沿って走る国道213号沿線を中心に、観光資源を活かした地域活性化が進められています。この沿線には、日本夕陽百選に選ばれた「真玉海岸」、縁結びの神様として知られる「粟嶋社」、約2,700万本の菜の花や約160万本のひまわりが咲き誇る「花とアートの岬・長崎鼻」など、女性やカップルの嗜好にマッチした観光スポットが点在しています。これらをつなぐ観光ルートとして2013年3月に誕生したのが、「恋叶(こいかな)ロード」です。このルートは「恋人の聖地」にも認定され、地域の魅力を象徴する観光コンテンツとして高い評価を受けています。
中でも、「恋叶ロード」の終着点に位置する「長崎鼻」のある香々地地域には、国指定の名勝「中山仙境(夷谷)」などの里山景勝地が広がっており、海辺と里山の両方の魅力を兼ね備えた観光ポテンシャルを有しています。一方で、これまでその里山地域の魅力は十分に発信されてきたとは言い難く、今後の地域活性化に向けた課題とされています。
こうした背景のもと、豊後高田市では「長崎鼻」から「夷(えびす)地区」へと続く香々地地域において、観光拠点施設の整備をはじめとする観光基盤の強化を目的とした事業を推進中です。本業務では、夷地区を中心とした観光拠点の基本設計を策定し、施設整備の在り方や周辺道路の活用方針、さらに地域地質の調査などをおこないながら、持続可能な観光誘客の仕組みを構築します。
海辺から里山へと広がる「恋叶ロード」に連なるこの新たな観光拠点整備は、路線全体の集客力向上と市内全域への観光波及効果を生み出し、地域全体の観光振興および関係人口の拡大に大きく寄与することが期待されています。
委託業務の内容は、以下の通りです。
(1)観光拠点施設「ビジターセンター」の基本設計業務
(2)観光拠点施設「展望施設」の基本設計業務
(3)「接続道路及び遊歩道」整備に係る道路概略設計業務
(4)「地質調査」の実施
(5)独自提案
委託期間は、契約締結日から2026年3月19日まで。
※この情報は、当該組織の公募内容に基づき、生成AIを活用してトラベルボイスが編集しました。詳細は以下の公募掲載URLをご覧ください。
詳細情報
- 締切
- 2025年08月18日(月)
- 公募金額
- 2000万円(税込)
- 公募掲載URL
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https://www.city.bungotakada.oita.jp/soshiki/14/36102.html
※上記の公募ページは、公募期間終了後、当該組織によって削除されることがあります。