長野市役所は、長野市観光振興計画策定支援業務の委託先を公募しています。選定は、公募型プロポーザル方式を実施します。
長野市の現行観光振興計画は、「地域資源を最大限活かした誘客」「長野市の魅力を活かしたインバウンドの推進」「オリンピックレガシー等を最大限活かしたコンベンションの誘致」「快適で安全、スマートな観光を実現する基盤の構築」の4つの重点政策と、「善光寺・中心市街地」「戸隠・飯綱高原」「松代」「中山間地域」の地区別方針で構成されています。
この計画は、新型コロナウイルスの影響下で策定されたため、「アフターコロナ」を見据えた内容となっていますが、近年急増する外国人旅行者への戦略的施策が不足しているという課題があります。
次期観光振興計画では、急増するインバウンド需要を的確に捉え、ターゲット国やシーズナリティを意識した戦略を展開するとともに、三大都市圏に集中する観光客を地方へ誘導する施策が求められます。また、観光客数の増加だけでなく、観光消費額の拡大も重要な目標となります。
日本人国内旅行者については、人口減少により市場縮小が予測されるものの、国内旅行消費の約8割を占める重要な層であるため、引き続き取り組みを継続する必要があり、さらには、交通ハブ機能を活用した広域観光や、周辺エリアを含めたコンテンツ開発も不可欠です。
加えて、スポーツを活かした観光戦略も重点分野とし、市内外のアクティビティやスポーツ合宿による観光周遊の促進を図ります。人口減少が進む中、観光産業は地域経済の活性化に直結する柱であり、地域資源の発掘・育成・商品化を進めることが求められます。
次期計画では、これまでの成果と課題を分析し、インバウンド戦略や広域観光戦略など多様化する観光市場への対応を強化し、「観光都市ながの」として選ばれるまちを目指します。本業務は、2026年度に現計画が終了することを踏まえ、長野市の観光状況を把握・分析し、新たな観光振興の方向性を検討することを目的としています。
委託業務の内容は、以下の通りです。
(1)現行計画の評価
(2)長野市観光の現状に対する調査
(3)観光振興計画の検討支援
(4)次期観光振興計画の方向性の作成
委託期間は、契約締結日から2026年3月31日まで。
※この情報は、当該組織の公募内容に基づき、生成AIを活用してトラベルボイスが編集しました。詳細は以下の公募掲載URLをご覧ください。
詳細情報
- 締切
- 2025年08月28日(木)
- 公募金額
- 1950万円(税込)
- 公募掲載URL
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https://www.city.nagano.nagano.jp/n150800/contents/p005742.html
※上記の公募ページは、公募期間終了後、当該組織によって削除されることがあります。