沖縄県・北部広域市町村圏事務組合は、北部地域観光DMP構築業務の委託先を公募しています。選定は、公募型プロポーザル方式を実施します。
沖縄本島北部地域は、豊かな自然環境を活かした観光が盛んであり、県内最大の集客を誇る「美ら海水族館」は北部地域観光の中心となっています。2021年に国頭三村が世界自然遺産登録され、更に2025年に大型テーマパーク(JUNGLIA)が開業予定、本部港へのクルーズ船就航など、観光客増加の好条件が揃い、今後も主要産業としての成長が見込まれています。
北部地域では、科学的根拠に基づいた観光地経営を主導する観光地域づくり法人(DMO)の設立が予定されており、大型テーマパーク開業による混雑対策等の地域課題解決や観光経済効果の最大化が期待されています。
一方で、観光客の動向や混雑状況、観光施策の効果などに関するデータは、北部12市町村がそれぞれ独自に取得しており、データの有無、精度、頻度も異なるため、市町村間でデータ活用の水準に差があります。
本事業では、北部地域の観光の司令塔となるやんばるDMO(仮)と北部12市町村の観光協会等が、データに基づいた観光施策立案・効果検証をおこなえるよう、行政、観光協会、事業者、大学等が計画策定などに活用できるデータポータルを備えた観光プラットフォームを構築することを目的としています。このプラットフォームにより、地域全体の観光振興をデータに基づいて推進することを目指します。
委託業務の内容は、以下の通りです。
(1)北部地域における観光地経営のためのデータ利活用方針策定
(2)北部地域観光DMPの構築
(3)北部地域観光DMPのダッシュボード構築(データの可視化)
(4)システム要件その他構築における留意事項
(5)北部地域観光DMPの保守・運用体制構築
(6)北部地域観光DMPの普及・活用ワークショップ
(7)職員の必要作業
(8)引継ぎ等
委託期間は、契約締結日から2026年3月31日まで。
※この情報は、当該組織の公募内容に基づき、生成AIを活用してトラベルボイスが編集しました。詳細は以下の公募掲載URLをご覧ください。