岐阜県・関市役所は、欧米豪諸国における刀都関インバウンド誘客業務の委託先を公募しています。選定は、公募型プロポーザル方式を実施します。
岐阜県関市は、ドイツ、イギリスと並ぶ世界三大刃物産地であり、鎌倉時代からの日本刀作りの技術が受け継がれ、今も「日本刀・刃物」が主産業である日本で唯一の「刀都」です。海外誘客の観点からも、「日本刀」は外国人が強く関心を持つ日本文化の象徴であり、伝統や文化、サステイナブルツーリズムに関心のある観光客層と親和性が高いと考えられます。実際、近年訪日客数が増加しており、約6割が欧米豪諸国からの来訪者です。
インバウンドに関心を持つ事業者が増えつつある一方で、体験商品があっても、海外旅行会社や国内ランドオペレーターへの販売・流通経路が確立されていません。また、鎌倉時代から700年以上続く日本刀づくりの歴史や、刃物製品の出荷額日本一という独自の強みがあるにもかかわらず、海外での「刀都関」の知名度はまだ低いのが現状です。
本業務では、本市の資源を最大限に活かせるターゲットとして欧米豪諸国を設定し、誘客につながる直接的な商品の販売活動と、タビマエ及びタビナカの観光客への認知拡大のための効果的な情報発信を実施します。さらに、市内事業者のインバウンドビジネスへの意欲を高める機会を提供し、商談会への参加支援と成果検証をおこなうことで、海外からの来訪者数と観光消費額の増加を目指します。
委託業務の内容は、以下の通りです。
(1)研修会及び個別相談会の実施
(2)インバウンド向けInstagramの運用
(3)在日ランドオペレーターへのセールスの実施
(4)ツーリズムEXPOジャパンおよびVISIT JAPAN Travel&MICEマート2025への出展業務
(5)成果目標の設定
委託期間は、契約締結日から2026年3月23日まで。
※この情報は、当該組織の公募内容に基づき、生成AIを活用してトラベルボイスが編集しました。詳細は以下の公募掲載URLをご覧ください。