欠航しやすい航空会社は? 国内航空会社の欠航率が前年同期比で半減

国土交通省はこのほど2013年(平成25年)7〜9月の特定本邦航空事業者航空輸送サービスに係る情報公開を行った。それによると、欠航率では前年同期の1.82%から0.82%に改善。エアアジア・ジャパン(10月下旬で運航終了)が最も高く1.63%で、次いで日本トランスオーシャン(JTA)の1.34%となった。沖縄路線を運航するJTAは、台風の影響を受けた結果と見られる。最も欠航率が低かったのはピーチアビエーションの0.16%。天候による欠航のみという結果だった。(下段に詳細の表を掲載。)

今期間の発表では、全体的に天候が原因による欠航が多かったが、全日空(ANA)、ジェットスタージャパン、エアアジア・ジャパンは機材故障による欠航が目立った。大手航空会社の結果は、日本航空(JAL)が0.78%、全日空(ANA)が0.89%。

なお、国交省が発表している「特定本邦航空事業者航空輸送サービスに係る情報公開」は「航空の利用者が自己責任により自由かつ的確に航空輸送サービスの選択を行うことが可能に」することを目的に毎年4半期毎に発表。また、比較については「対象となっている路線が各航空会社によって異なっており、路線毎・季節毎に欠航・遅延の特性が異なることから、単純な比較には適さない。」としている。

( 特定本邦事業者)

  • 日本航空(JAL、ジェイエア、ジャルエクスプレス)
  • 全日空(ANA、ANAウィングス)
  • トランスオーシャン航空
  • スカイマーク
  • AIRDO
  • スカイネットアジア航空
  • スターフライヤー
  • ピーチアビエーション
  • ジェットスタージャパン
  • エアアジア・ジャパン
国交省資料より

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