世界でホテルを展開するラディソン・ホテル・グループは、ChatGPT上で利用できるホテル検索アプリの提供を開始した。旅行者はAIとの自然な対話を通じて、ホテルの検索、比較、計画までを一貫して行えるようになる。
利用にあたっては、ChatGPTで「Radisson Hotels」のアプリとあらかじめ接続する必要がある。接続後、プロンプトの冒頭に「@RadissonHotels」と入力して呼び出し、希望する旅行条件を自然な文章で伝える。たとえば、「パリでエッフェル塔に近く、ジムとスパのあるホテルを探して」といった相談が可能だ。
旅行者が相談すると、アプリが世界100か国以上に展開する1000軒を超えるラディソンホテルの施設から、条件に合った候補を提示。また、空室状況や料金、立地、設備などのホテル詳細を、地図とともに表示する。旅行者はホテルを決めると、ラディソンホテルのウェブサイトにそのまま遷移し、予約手続きを完了することができる。
今回の取り組みは、アクセンチュアが企業のAIエージェント活用を支援する事業の一環で、ラディソンのウェブサイトのコンテンツ、空室、料金、予約情報を構造化・検証して、AIが検索・理解しやすい形に最適化した。アプリはラディソンの既存システムと直接連携し、最新のホテル情報を取得する。
ラディソン ホテル グループは、直接予約の拡大にむけた戦略のなかでChatGPTを新たなホテル検索・予約導線として位置づけている。今後はパーソナライズ機能やロイヤルティプログラムとの連携に加え、ChatGPT内での予約、予約管理や旅程変更、AIコンシェルジュなどへ機能を拡張していく計画だ。
ホテル大手では、IHGやアコーなどが先行してChatGPT上にホテル検索アプリを提供しており、生成AIを新たな予約導線や顧客接点として活用する動きが広がっている。




