米国で「音楽ツーリズム法」が成立、音楽フェスなど国内外からの誘客を促進、議会への定期報告を義務付け

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写真:ロイター通信

トランプ米大統領は、2026年10月9日、超党派で提出された「アメリカ音楽観光法(American Music Tourism Act)」に署名し、新たな法律が成立した。

世界最大級の音楽産業を誇る米国では、音楽ツーリズム(Music Tourism)が主要な旅行トレンドとして注目されている。特にテネシー州ナッシュビルでは、ライブ音楽が観光経済の主要な原動力となっており、同州観光開発局によると、2025年には訪問者による消費額が過去最高の116億ドル(約1.8兆円)に達した。

ナッシュビル・コンベンション&ビジターズ・コーポレーションの発表によると、2026年6月4日~7日にかけて開催された「CMA Fest 2026」や独立記念日の音楽イベントの来場者数は過去最多を記録した。「CMA Fest 2026」における来場者の推定消費額は9300万ドル(約147億円)に達し、前年の8600万ドル(約136億円)を上回って過去最高となった。この法案を共同で提出した共和党のマーシャ・ブラックバーン上院議員はテネシー州選出だ。

新たに制定された「アメリカ音楽観光法」は、商務省に対して、米国内の音楽関連施設への国内外からの旅行を促進することを求める。その対象には、音楽フェスティバル、コンサート、音楽関連の歴史的建造物や博物館、レコーディング・スタジオのほか、地域の音楽経済を構成する様々な要素が含まれる。

同法は、商務省の旅行・観光担当次官補に対して、音楽ツーリズムを支援する計画の実行を求めている。さらに、その活動内容や調査結果をまとめた報告書を、1年以内に連邦議会へ提出し、その後は2年ごとに提出することが義務付けられている。

※ドル円換算は1ドル158円でトラベルボイス編集部が算出

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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