プライベート宇宙ステーションの販売開始、研究開発や観光などの拠点として、宇宙滞在の包括的支援も

宇宙開発に関わる投資と研究をおこなうスペースデータ社は、世界中の複数の宇宙ステーションメーカーと連携のもと、「プライベート宇宙ステーション」の販売を開始した。

プライベート宇宙ステーションとは、民間企業や個人が所有可能な宇宙施設。研究開発や観光、エンターテイメントのほか、個人の居住空間や資産としての保有など、多様な用途に対応する新たな宇宙インフラになると見込んでいる。

クライアントのニーズに合わせ、メーカー選定、機体カスタマイズ、宇宙旅行サービス含む宇宙ステーション運用支援、資金調達／財務戦略、その他付帯サービスなどのサービスをワンストップで提供。宇宙ステーションの所有者や利用者が、スムーズに宇宙へ行き快適に過ごせる包括的な支援をおこなう。

また、地球上でも宇宙旅行を楽しむためのサービスとして、同社のデジタルツイン技術を活用した「バーチャル宇宙旅行」サービスも併せて提供する予定。

同社は、これまで宇宙とデジタルを融合した先端技術の開発を推進してきた。現在、地球にいながら宇宙をリアルに体験できるシミュレーション環境を構築し。「宇宙の民主化」を目指した取り組みを進めている。

宇宙ステーションや宇宙旅行の販売について具体的な案件が成立し、関係先との間で基本合意書を締結。現在、調達や実装に向けた協議も進めていることから、「プライベート宇宙ステーション」サービスの正式な事業展開を決めた。