オーストラリア政府観光局は、、マイナビ社員を対象に、お笑い芸人のあばれる君による「オーストラリア世界遺産と有給休暇の効果的な使い方」をテーマにした出前授業を実施した。あばれる君は、世界遺産検定1級保持者でオーストラリア世界遺産キャンペーンアンバサダー。この企画は、あばれる君のオーストラリア世界遺産での経験を、マイナビ社員と共有し、有給休暇の取得とその休暇を利用してオーストラリアへの旅行を促すもの。
冒頭、オーストラリア政府観光局日本・韓国地区局長のデレック・ベインズ氏が、日本のパスポート取得率が17%と低く、有給休暇取得率も主要11カ国のなかで最も低い63%(エクスペディア調査)にとどまっている状況を説明したうえで、「旅先でリフレッシュすることで新しい自分に出会えたり、視野が広がったりする。有給休暇の新しい過ごし方として、オーストラリアで心と体をリセットする旅のヒントを持ち帰ってほしい」と呼びかけた。
オーストラリア政府観光局日本・韓国地区局長ベインズ氏
また、世界遺産アカデミー世界遺産検定事務局主任研究員の宮澤光氏は、オーストラリアの世界遺産20ヶ所について、世界の多様性を代表する世界遺産の縮図、雄大な地球の歴史と生物の多様性、先住民文化と入植者文化の光と影が特徴と説明した。
あばれる君は、オーストラリア世界遺産キャンペーンアンバサダーとして、ウルル - カタ・ジュタ国立公園を目指してロードトリップ。アリススプリングス、キングスキャニオンなど約800キロを走行した経験を披露した。広大な土地に続く直線道路でのドライブでは、「夢だったんです、こういう真っ直ぐな道を運転するの」と振り返った。また、アボリジナルアート体験やディジュリドゥ体験などの体験も紹介した。
オーストラリアでの体験を熱く語るあばれる君このほか、あばれる君はプライベートでオーストラリアを訪れた際に、最古と称される広大な「デインツリー熱帯雨林」でのデジタルデトックス、「ブルーマウンデンズ」のゴンドラからみた雄大な景色、「シドニー・オペラ・ハウス」の建築美と構造に感銘を受けたと話した。
「オーストラリアでの体験から多くのエネルギーをもらい、それが仕事への活力につながっています。特に、ウルルで得たエネルギー、デインツリーで聞いた太古の雨音、野菜畑の生態系からの学びなど、数えきれないほどのリバイタル要素をゲットしました」とあばれる君。「ウルルから帰ってきたらウケまくりだった。最近、その効果が薄れてきている・・・」と笑いを誘った。