日本政府観光局(JNTO)が発表した2026年4月の訪日外国人旅行者数(推計値)は、2025年同月比5.5%減の369万2200人となった。桜のシーズンにあわせた需要の高まりを受け、1月からの単月の数値としては最多となったが、前年比では3カ月ぶりに前年割れとなった。1月~4月の累計でも前年同期比0.5%減の1437万5800人となり、マイナスに転じた。
国・地域別で2026年4月の訪日客数をみると、多い順に、韓国が87万8600人(2025年比21.7%増)、台湾が64万3500人(同19.7%増)、中国が33万700人(同56.8%減)、米国が33万人(同0.8%増)、香港が22万6000人(同14.3%減)。
イースターの期ずれにより、欧米を中心に北欧地域や香港、フィリピンなど前年比でマイナスや微増にとどまる市場が多かったが、フランスは単月の過去最多を記録。また、韓国や台湾、ベトナムなど9市場では4月の過去最多を更新した。
なお、JNTOの発表では中東情勢への言及はないが、航空便の運航や旅行マインドに影響を及ぼす可能性がある外部要因として、今後の動向には注意が必要だ。
訪日外国人数の月次推移と市場別の数値は以下のとおり。
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JNTO資料(対2025年比)より




